ユーカリの苗を買った当時。。。ユーカリの土は何が良いのか、土の配合はどうすればとか、育て方について情報が全くなく困りました。ネットで調べても、参考になる話が見つからなかった。
それから早いもので、もう10年以上。
手探りで始めたユーカリ栽培。あーでもないこーでもない、と失敗もしましたが。。。
家のユーカリは元気に育ってくれました。ベランダで鉢植えのユーカリですから、環境が良い訳では無いけれど、すくすく大きくなりました。
植え替えするとき悩んだその経験から、ユーカリの土のおすすめと配合の割合、肥料と鉢選びについて、書いていきます。
ユーカリの苗を買って、ユーカリの育て方がわからず、悩んでる人のお役にたちますように。
ユーカリ 土のおすすめは
ユーカリは、ジメジメした湿った土は苦手です。ですが水は大好きってユーカリが多いです。(ユーカリの種類にもよりますが)
我が家のレモンユーカリもそう。
根腐れしない土を選ぶのがコツだと思います。
家のユーカリは鉢植えですが、ひゅうが土で10年以上育ってます。
ユーカリを鉢植えにするなら、鉢も根腐れしにくい鉢を選ぶとなお良いです。また後で書きますね
ユーカリにひゅうが土 おすすめの理由
ユーカリにひゅうが土がおすすめの理由は。。。
ひゅうが土は、水はけがとっても良いです。なのでユーカリにピッタリ。(根腐れしにくい土とは、水はけの良い土ともいえますね)
家の鉢植えのユーカリに使っているひゅうが土↓
ひゅうが土は細粒を選んで
ひゅうが土は、粒の大きさが4種類あります。ユーカリの土はひゅうが土(日向土)細粒、です。気をつけて選んでください。
ひゅうが土の大粒は、鉢底石に使ってもOK。←鉢底石より安いので、我が家では鉢底石の代わりに良く使います。
あと、土は重いために送料が高い! です。送料込みの値段で探しみると、値段が結構違うことも。ありますなのでできるだけ安いのを見つけてくださいね。
ひゅうが土のメリット 再利用可能
ひゅうが土は、少し値段も高めですが、メリットもあり。
粒が壊れにくく、再利用可能。何度も使えます。
酸性の鹿沼土はユーカリには不向き
鹿沼土はどうですか? と聞かれたので、*追記です*
ひゅうが土よりも鹿沼土の方が販売している店も多く、買いやすいのですが。。。
鹿沼土は酸性。ユーカリの土に酸性が強めの鹿沼土は合わないのではないか、と思っています。(ブルーベリーなど、酸性を好む植物には鹿沼土が良いそう)
なのでユーカリの土には、酸性の鹿沼土でなく、日向土を中心に(配合して)使っています。
ユーカリ 土の配合をする理由【鉢植え】
土の配合はやりたくない、面倒くさがり屋です。
ユーカリには日向土だけでもいいと思うのですが、ひゅうが土だけにしない理由があります。
水やりの回数を減らすため
ひゅうが土は、保水性がほとんどありません。なので。。。
日向土だけだと保水性が足りず、水やりの回数が増えちゃうんですよ。
特に、初夏から夏のユーカリ の成長期。
水遣りが大変になります。土の配合も面倒だけど、水やりの回数が増えるのも面倒くさい。笑
と言うことで、土の配合をする理由は、暑い時期の水やりを何度もしたくないからでした。
市販でユーカリ用に配合した土は無い
あともう一つ、土の配合をする理由。
市販で「〇〇の土」例えば、ブルーベリーの土とか。ユーカリ専用の土を探したけど販売されてなかったから。
観葉の土ってのを使うか悩んだ末やめました。
ユーカリは湿気に弱いので、排水性の良い土を配合した方が良いと思ったのです。
ユーカリの土 配合には【ひゅうが土と赤玉土】を使う
できるだけ手間をかけたく無いので、ユーカリの土の配合は、ひゅうが土と赤玉土のみ、にしてます。
ユーカリには、ひゅうが土に赤玉土を配合
最初の頃。パーライトや藻、ピートモスなどをひゅうが土と配合してました。詳細は省きますが。。。(いろいろ試しすぎて書ききれない 笑)
今は、この配合で落ち着きました。
ユーカリの土は、やはり日向土が主体。混ぜるのは赤玉土のみの配合。
水やりの回数は、日向土のみの時より、減らす事ができています。
赤玉土の選び方【硬質をオススメする理由】
赤玉土は、ホームセンターでも通販でも、買いやすいから好きです。
が、1つだけ注意。赤玉土の選び方。
硬質と書いてある赤玉土 を断然オススメです。その理由は赤玉土の性質から。
赤玉土は日向土と違って、割れます。割れちゃうと、泥(粘土)のようになってしまって。。。
赤玉土は根詰まりしやすくなる土に変身してしまうから、なのです。
それが、“硬質”の赤玉土だと、割れにくいです。
安い赤玉土は、すぐ粉々になってしまった事があるんですよね。
私は、下に書いてるメーカー(産地?)の赤玉土を使ってます。
値段は普通の赤玉土よりも高めですが、その値打ちはあります!!硬くて、割れにくいです。
送料もかかるので、送料込みでいろいろと比較して赤玉土を選んでください。(値段が結構違う)
↓3本線の赤玉土の印象は良かったです。高いけど、高いだけのことはある。
または↓2本線硬質赤玉土(少量で買えるので使いやすい)
実は、赤玉土のみの配合にする前は、ピートモスなども混ぜて、保水性を高めてみた時もありました。
が、色々な種類を混ぜて使うと、残った時が面倒で。。。(捨てるわけにもいかないし、保管場所に困る)
で、今はこの2つの種類の土だけで育ててます。それでも、立派にスクスクと元気に育ってますよ
赤玉土とひゅうが土、配合の割合
私は、ユーカリの土は、ひゅうが土多めにしています。だいたい8割がひゅうが土ですね
理由は、ひゅうが土の方が安いのが理由です。でも、↓に書きましたが、水やりは夏は面倒です。
水やりが好きな人のユーカリ土の配合
水やりが好きな人向けのユーカリ土の配合は、ひゅうが土が8割、赤玉土2割ぐらい。
先に言ったように、初夏から夏のユーカリ の成長期には、頻繁に水遣り(1日2~3回)することになるかもしれません。日当たりや、環境にもよるのですが。。。
それが苦にならない人向けの配合割合です。笑
留守がち・面倒な人向けの土配合
面倒くさい、とか、留守にしがち、という方は、もっと赤玉土の割合は多い方が良いと思います。
赤玉土・ひゅうが土5割までは大丈夫だと思います。
場合によれば、もう少し赤玉土多めても良いかもしれません。
ただ赤玉土多めにするなら、↓に書いたように、崩れにくい、硬質の赤玉土必須です。
赤玉土を多めにする時は赤玉土の硬質で!
注意点は、赤玉土を多くする場合。。。
つぶれにくい硬質の(上質な)赤玉土を使ってくださいね。
赤玉土がつぶれて、粘土みたいになるのだけは避けたいですから。
硬質と普通の赤玉土は、少しの値段差なら、硬質をオススメ。使い比べると違いを感じます。
ユーカリの肥料 オススメ3種類
ユーカリの肥料は、3種類使ってます。土に肥料は混ぜません。
それで大丈夫かって心配されるかもしれませんが、我が家のユーカリはフサフサ、元気に育ってます。
住友液肥
住友液肥の使い方
液肥は、液体の肥料で、水に溶かして使います。
微分ハイポネックス
2つ目は↓微粉ハイポネックス
微分ハイポネックスの使い方
微粉ハイボネックスは、細かい粉です。水に溶かして水遣りの時にやってもいいし、鉢にパラパラと撒いても良いので、使いやすいです。
ミリオン ソフトシリカ
3つ目は↓ミリオン ソフトシリカ
ミリオン ソフトシリカの使い方
鉢の上に、パラパラと巻くだけ。量も大雑把に、ひとつかみぐらい。
使うタイミングも、ユーカリの葉色が悪くなってきたとか、元気がなくなってきた?とか、弱ってきたかなぁと思った時に。
あげすぎると良くないと思うので、控え目に
肥料はいつ? 与える頻度や回数
いつ肥料をあげるか、と、肥料を与えるタイミング、悩むと思います。私も悩みました。これで記事が1つ書けるぐらい。。。
季節によって回数を変える
家のユーカリは、1週間に1度、肥料をやってます。成長期の春から初夏には、週に2度くらい。
肥料を与えすぎると大きくなる
肥料を与えすぎると、大きく成長するのが早いです。
ただでさえ、ユーカリは大きくなる品種が多いので悩みどころ。
大きくなると植え替えも考えないといけないので、家では、肥料はできるだけやらないように育ててます。
肥料の使い分け
住友液肥葉もの用と微分ハイポネックス、2つの肥料の使い分けは、大体交代にしています。
つまり、今週は住友液肥、今週は微粉ハイポネックス、というぐあいですね。
ユーカリが何となく元気ないかなと思うと、微粉ハイポネックスの回数を多いめにしたり。
どちらか1つの肥料にしたいなら、微粉ハイポネックスのみでもいいと思います。
ユーカリは、品種さえ選べば、丈夫で育てやすいし、香りも良いです。
我が家のグロブルスも、レモンユーカリなどは、紅茶に入れます。
生葉でも、乾燥葉でも入れると幸せ〜な気分になりますっ。
たとえ、アブラーと夏に戦う日が来ようとも。巨大なピンク色のあいつ(オエーッ)に出会ってしまっても 。。。
ユーカリの鉢植え【植替え】通気性重視の鉢がおすすめ
買ってきた苗を植え替える鉢、その選び方も大事、です。
ユーカリは、根腐れしにくい通気性の良い鉢を選ぶ、のが良いですよ。その理由は。。。
水は好き。だけど!!! ジメジメした状態は嫌いなユーカリが多いから、です。
我が家のユーカリに使ってる鉢は、これです。使いやすいし、なんといっても安い!
なのでとりあえず、スリット鉢にして、うまく育ったらキレイな鉢にする、でも良いですもんね。
スリット鉢とは
↓の写真の鉢が、スリット鉢です
スリット鉢とは、見た目どうり、鉢にスリットが入ってるもの。鉢の下の方の横側に、切れ目(スリット)が入ってます。この、何気ないスリットに、なんだそんなことーっておもうかもしれませんが。。。
このスリットがあるだけで、通気性がすごーく違ってきます。(根が丈夫に育つらしい)
根詰まりしないスリット鉢
ユーカリは育ててると、すぐ大きくなって。。。根詰まりします! (断言)
その度に植え替えなんかしてられません!(キッパリ)なので、ユーカリには、このスリット鉢が、役に立つ、のです。
つまり。。。
根詰まりするぐらい根が育っても、スリット鉢だと根が呼吸できるから、なのでした。
ユーカリにこの、スリット鉢はピッタリ。
というか、このスリット鉢、どんな植物にもいいですよ。育てやすいです。根が、スクスク、大きく、丈夫に育ちます。
バジルもスリット鉢 健康で大きく育つよ
スリット鉢を使ってみて良かったなーと感じたのは。。。やっぱり湿気に弱い植物でした。
バジルにはぴったり(バジルは加湿に弱いから)
反対に、紫蘇にはあまり向いてなかった、です。(紫蘇は、もっと湿気があった方が良かった)
で、このスリット鉢そんなにいい鉢なら、高いんじゃ、って感じるかもしれませんが。。。
安い!
このスリット鉢は、とっても安いから、オススメなんです。7号鉢(直径21センチ)で、200円から300円ぐらい。
サイズもたくさんあるし、ロングサイズと、普通サイズがある。
軽くて、持ち運びしやすい。土を入れると、重くなるので、軽い方がよいですもんね
レモンユーカリ、ユーカリグロブロス、カマルドレンシスは全部、この鉢でスクスクと育ってます。バジルを育てても、ワサワサと葉が一杯。
バジルにこのスリット鉢が良いのかなと思った理由に、普通のプランターだと虫がよくついてたのに、スリット鉢に変えてからは、虫が1度もついてなかったんです。(植物は弱ると虫がつきやすい、というのもあるのかもしれない)
スリット鉢 大きさと種類も多い
レモンユーカリの苗を買ってきて、初めて植え替えした時から、スリット鉢を使いました。八段のサイズですが、今は、スリット鉢の7号です。
最初に植え替えたのは、確か6号か、5号鉢、だったかな。(うろ覚え)
植え替えを何度もするのは面倒だーって人は、最初から7号でもいいと思います。こまめにやるなら、最初5か6号で、次は7号ぐらいで植え替え、かな。(買ってきた苗の大きさにもよるけど)
7号ぐらいでも、背丈は1.5メートルぐらいにすぐ、なります。いや、放っておけば、2メートルいくかなぁ。(これ以上大きくしたくないので、7号鉢より大きくするつもりはない、のだ)
植物が健康に育ってくれるスリット鉢。安いし、植物が健康に育ってくれるので、大好きな鉢です。
アマゾンだと、鉢は安いけど、送料の方が高いという。。。楽天とかのお店で、肥料や土、サイズ違いのスリット鉢と一緒に買うとか、の方がよいかも。もしくは、ホームセンターなどにあるかもしれないので、探してみて下さいね。
スリット鉢ロングサイズ↓
スリット鉢はロングじゃない普通サイズもあります。
ユーカリや、バジルは、ロング鉢の方が良いかなと思う。(根がすごーーく育つので)
ユーカリの水遣りのコツ
根は、常に空気を必要としています。
水やりの時も、水を始末して、鉢の底から出るぐらいあげましょうって言われます。
でも水がもったいないから〜と。。。
水やりの水を、鉢底から出ないギリギリにあげるのは良くない水遣り。
根詰まりすると、ユーカリ(ユーカリ以外でも)が弱る、ってのもわかります。
ユーカリ 苗を通販で買う時のコツ
ユーカリの苗を買う時、自分の目で確かめて、良い苗(元気な苗)を買えると一番良いのですが。。。家も近くで売ってる店がないので、苗は通販で買いました。
アドバイスは、通販は自分の目で苗を確かめられないので、信頼できるところで買いましょう!
当たり前すぎるアドバイスですが、それしか言えない。(ネットの写真と全然違って、売れ残りとしか思えない弱々しい苗が送られてきた事もあるし)
で、考えたアイデアというかコツ。多めに苗を注文する事、です。
1つの苗を鉢植えで育てようと考えてる場合でも。。。2-3個の苗を注文するんです。で、その2-3個買った中から、1番強そうな苗を1つだけ選んで育てる。
捨てちゃう残りの苗はかわいそうなのですが。。。でもその苗を育てて、今から10年以上の長い付き合いすることを思えば、その方がいいかもって。
苗の個体差というのは絶対あるから、強い苗と弱い苗の違いは大きい! です。
家のレモンユーカリのように、弱い個体に当たると。。。ずっとアブラーとお付き合いするはめになるかもしれないし、ねぇ。
小さい苗なら、値段も安いので、こういう方法もあるよ、ということで。。。。参考なりましたら。