石鹸シャンプーを始めたら髪がバシバシに。悩みまくりました。
そんな時のお助けグッズがクエン酸リンス。
“石鹸シャンプーにはクエン酸リンスを” とよく紹介されます。ですが。。。
これから初めて、石鹸シャンプーをしてみよう! って時にはわからないことが一杯。
第一、「クエン酸リンスって、何?」 って思いませんか?
私が石鹸シャンプーを始めた時は、そうでした。
クエン酸リンスって、何の事かわからない。
どこで買うのかも知らない。
使い方もわからない。
困った記憶があります。なので。。。
・石鹸シャンプーを始めたい人
・石鹸シャンプーを始めたけど、困ってる人
に向け
・クエン酸リンスが必要な理由
・クエン酸リンスの作り方、
など。。。自分が石鹸シャンプーを始めた頃の体験談を書いていきますね。
石鹸シャンプーに【クエン酸リンス】の理由
ケインズの秘密のすすぎ水、香りが良くてクエン酸リンスぽくなくてオススメ
クエン酸リンスとは、クエン酸を水や湯に溶かして使うリンスのこと。
1 アルカリに傾いた髪の毛を、弱酸性に戻してくれます。
石鹸は、弱アルカリ。クエン酸は、酸性なので。。。クエン酸によって、石鹸のアルカリが中和されて、髪の元々の弱酸性に戻る、というわけです。
2 石鹸カスを取る
石鹸シャンプーに髪が慣れるまで(合成シャンプーからの残り物が取れるまで)は、べたつきがすごいです。(髪を触ると手がネタつくような)それが、クエン酸リンスをすると随分ましになります。
3 次回石鹸シャンプーをする時、泡立ちやすい
合成シャンプーから石鹸シャンプーに切り替えるなら、髪の痛みが減ってクエン酸リンスなしでも大丈夫になる日まで、クエン酸リンスはした方が髪のべたつきが少ないので、必須だと思ってます。
髪への効果は?
クエン酸リンスの効果は、ふつうのリンスと同じ。
シャンプー後、髪が手に引っかかる感じがしたり、ゴワゴワに感じたりする時、きしみに効きます。クエン酸リンスをすることによって。。。
髪の指通りも良くなるし、髪の表面がつるつるした手触りに変わります。
また、キューティクルをキュッと早く絞めてくれるので良い、とも言われます。
体験談 肌荒れは
私は、敏感肌よりの乾燥ぎみの肌ですが。。。
手作りのクエン酸リンスと、おすすめに書いたクエン酸リンス1種類を買って使った限りでは、1度も肌荒れしたことはありません。
原液そのままでなく、薄めて使うので、肌荒れは大丈夫だと思うのですが、気になる場合は、規定量よりもっと薄めから始めると良いかもしれませんね。
販売されてるクエン酸リンスは、エタノール、キサンタンガムが入ってるものが多いです。
敏感肌にはなるべく成分は少ない方が良いですよね。
(手作りだとクエン酸と水だけで作ります)
ケインズの秘密のすすぎ水はオススメ
私が買って、肌荒れしなかったのは、ケインズのクエン酸リンス(秘密のすすぎ水)。ケインズさんは、全部の商品にこだわりがあるので好きなのです。
秘密のすすぎ水は、クエン酸・漬け込み用のハーブ・グリセリンのみで作られてます。
使っているその原材料にもこだわっていて、クエン酸は中国製不使用、グリセリンは国産、と注意書きがラベルにも印刷があります。
敏感肌用には、カモミールとカレンデュラのハーブがオススメですが、すぐ売り切れてしまうようですね。他には、ハイビスカスも敏感肌用で販売中です。
【クエン酸】って何
で、クエン酸リンスのクエン酸って一体何? と思いません?
(私はクエン酸って知らなかった。。)
クエン酸とは
クエン酸(クエンさん、枸櫞酸、citric acid)は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用される。
Wikipedia
枸櫞とは漢名でマルブシュカン(シトロン)を指す。
レモンをはじめ柑橘類に多く含まれていることからこの名がついた。柑橘類の酸味の原因はクエン酸の味に因るものが多い。また、梅干しにも多量に含まれている。
つまり、クエン酸が多く含まれているものは、
酸っぱい柑橘類、レモン、グレープフルーツ、ダイダイ、ライムなど。
梅干し
と書いてあります。
手作りできる?それとも買える?【クエン酸リンス】
クエン酸リンスは、手作りできます。しかも家にある材料だけで作れます。
しかも。。。安く、簡単。
でもやっぱり面倒なら、買えます。香りがするクエン酸リンスもありますよ。
ただ、できれば添加物の無いものがオススメです。
先に紹介したケインズさんの秘密のすすぎ水は、最初高いかなぁ、と思ったけど、結構長持ちします。
ハーブの香りがふんわり、とろみ分はグリセリン。自然なしっとり感もあって使いやすいです。
他にも
成分は水、エタノール、グリセリン、クエン酸、キサンタンガム、ホホバ種子油、香料、クエン酸Na
レモン汁を薄めてかけるだけでもOK
作り方、といってもとっても簡単です。
先に説明しましたクエン酸と、水を混ぜるだけ、でリンスとして使えるんです。
クエン酸は、レモン・グレープフルーツ・橙・ライムなどの柑橘系、梅干し、などの食べ物、にたくさん含まれるので。。。。
これら柑橘類の果汁を絞って(または瓶入りのレモン果汁など)、水に溶かすだけ、です。
(クエン酸の多い梅干しは水に溶けにくいし頭につけにくいから残念)
量は目分量で大丈夫。大体の目安は洗面器1杯にレモン汁なら大さじ1杯ぐらいかな?
ただ、この方法だと、その度に作らないといけないので、面倒。
私のおすすめは、果汁ではなくクエン酸そのものを使った作り方です。(下に続く)
いつも買うレモン果汁(紅茶やドレッシングなど食用ですが)臭みがなく濃くて美味しい
作り方は簡単【クエン酸リンス】
クエン酸リンス手作りの材料
おすすめの材料は2つ。
1. 酢(リンゴ酢)を使う
お酢を使います。食べるわけではないので、どんなお酢でも良いですよ。(米酢・醸造酢どれでも)
ただし、酢は匂いがするので。。。
酢のにおいが気になる人は、りんご酢がおすすめです。(別名アップルビネガー、瓶もオシャレなのを探すと楽しい)
買いやすいリンゴ酢
料理や飲用に使うなら、材料はりんごのみ、非加熱・無濾過・無添加のBraggオーガニック
2. クエン酸を使う
粉末で販売されているクエン酸を使います。
安いし、においも無し。お酢より安いです。
できれば、口に入っても安心な、食品添加物用のもので。(そんなに値段が違わないので)
分量と作り方
1. 300mlから500mlの水に、大さじ1杯から3杯ぐらいのクエン酸を入れます。
2. 混ぜます。
これで終わり。
ガラス瓶に入れて、風呂で薄めて使います。
保存はガラス瓶、スプレー容器など
洗面器でピシャピシャ髪につけるのがちょっとなーって感じる人は、リンスをスプレー容器に保存して、リンスをスプレーし、その後水で髪を洗い流す、という使い方もできます。
私はガラス瓶で保存してました。逆にスプレーの目が詰まったら面倒に思えて。。
プラスチック容器でも良いのですが、酸性なので、プラスチックよりガラス瓶の方がいいかなーと。
(クエン酸は気にするほど強い酸性でもないですが)
ただし。。。ガラス瓶は買わず、空き瓶利用。お洒落な瓶のアップルビネガーを探しました。笑
500ml 瓶がオシャレ〜。細身で持ちやすいから使いやすい。空き瓶が欲しくい買いました。笑
中身は、香料、安定剤(アラビアガム)、酸化防止剤(亜硫酸塩)が入ってました。
使い方 【手作りクエン酸リンス】は薄めて使う
上の方法で手作りしたクエン酸リンスの使い方は、トリートメントのように、原液を塗るような使い方ではありません。
水で薄めて使う
1 洗面器1杯に、小さじ1、2杯から、大さじ1杯程度を入れ、かき混ぜます。
2 それに、髪をひたすか、ピシャピシャとかけます。
3 その後、水でゆすぐ。
ゆすぐ? ゆすがない?
クエン酸リンス、初めて使う時は、洗い流さないのかな、と悩む方も結構いるようです。
リンス効果を感じにくいからかもしれません。
ですが。。。
クエン酸リンスは洗い流す、方が良いです。。
理由は、クエン酸リンスは酸性なので、そのまま髪につけておかないで、ゆすぎで流します。
トリートメントはする?しない?
トリートメントはしません。
市販のトリートメントは、市販のシャンプーやリンスと同じく、合成ポリマー(シリコンなど)が含まれていることが多いので。。。
あのしっとり感が、髪の毛がほんとにしっとりしてるからでない、というのは嬉しくないから。
ゴワゴワぱさつきが気になるなら、オイルがおすすめ
どうしても、髪のゴワゴワやパサツキ、きしみが気になる場合があるときは。。。
お風呂を上がって、髪の毛をよく拭いた後に、良質の自然に作られたオイルを塗るのも良いかなと思います。
コツは、少量を毛のばさつく部分のみに塗ること。
たくさん塗ると、石鹸シャンプーの時にべたついて、泡が出にくく洗いにくくなります。
髪の毛には椿油
髪につける、といえば椿油。
よく見かける大手メーカーの椿油は、中国産の材料(椿)を日本で生成してるものがあります。(表示は原産国日本とかなってるのでわかりにくい。。。)
長崎県五島列島の野生の椿のみ、サラッとしてる
Amazonのレビューでダントツ評価、国産の椿油!
長崎県五島列島の北部、新上五島で採れた椿の種だけを使用
Amazonのレビューもダントツに良いですね(しかもウソっぽくない)
色んな椿油を使ってきた人の感想が似てるのが、“匂いのなさ” と “サラッとしてる” です。
新上五島町に自生する「やぶ椿」の実から採れた100%精製椿油で、色素及び香料を一切使用していない天然由来の椿油です。
新上五島町振興公社のHPより
使用方法は髪に付けるだけでなく、手、顔、ひじなど全身オイルとしてもご使用頂けます。
皆様に愛されておかげさまで弊社売上NO.1商品です。
ホホバオイルは、使い心地 さっぱり
↓ケインズさんのオーガニックホホバオイル。良質でサッパリめなのが良いです
クエン酸リンス無しでも大丈夫になるまで
髪の傷み方によっては、クエン酸リンスの効果を感じにくいかもしれません。
というのも。。。
市販のシャンプーやリンスは、髪をコーティングするために合成ポリマー(シリコンなど)が含まれていることが多いんですね。(今思うとそれらはぬるぬるした感触なんですが)
で、それらに慣れていると、クエン酸リンスはキシキシして、効果がないように感じる、という。。。
1ヶ月かかったけど
髪の痛みがだんだんとなくなってくると。。。石鹸シャンプー後にパサついてるかなと思っても、クエン酸リンスすると、つるっつるの手触りになります。
こうなるまで、私(ヘアカラーもしていない、オイルもトリートメントもあまりしない人)の場合、市販のシャンプーをやめてから約1ヶ月かかりました。
そして、もっと髪の痛みがなくなって健康になってくると。。。
クエン酸リンスすら、いらなくなりました。今は石鹸シャンプーだけ。リンスもトリートメントもしていません。それでも、パサパサしてないし、櫛とおりも良いですよ。
ただそのためには、良質の石鹸を選んで使うことも実は大事ですが。。。
(*良い石鹸=値段の高い石鹸ではありませんから安心してくださいね!)
石鹸の選び方については、また別記事で書きますね。
アレッポの石鹸でシャンプーしてます
今はずーっと、アレッポの石鹸で石鹸シャンプーしてます。(リンス無しです)
アレッポ石鹸は販売してる会社がいくつかありますが、いろいろ使ってみておすすめは。。。
“アレッポの石鹸職人から”さんの石鹸。(ややこしいけど、ブランド名が”アレッポの石鹸職人から” 笑)
使い比べてみて、使い心地が1番良かったです。
エキストラとノーマルの違いは、ローレルオイルの量
エキストラとノーマルの違いは、ローレルオイルが多いのがエキストラ。よく見ると20g大きさが違う。笑
両方買って、使い比べた結果は次に
ローレルオイルが多いとしっとり、さらさら
ローレルオイルが多いと、髪がしっとりしました。特に、くしで髪をとく時、サラサラーとなるので、気持ち良かったです
ローレルオイル40%のエキストラ
ノーマルの使い心地
エキストラに比べると、しっとり感は少なめ。
特に、石けんシャンプーを始めた頃は、そう感じるかも。
でも、普通の固形石けんに比べると、全然しっとりしますから大丈夫。
石けんシャンプーに慣れてくると、全く気になりません。
でもたまにエキストラを使いたくなる。。。髪がさらさらして気持ち良いんですよねー
ローレルオイル10%のノーマル
リンス買うならオススメ。意外と長持ちします