きしみに【クエン酸リンス】すすぎは流さない? と作り方

石鹸シャンプーにクエン酸リンスのQ&A、体験からの使い方と作り方
雑貨

石鹸シャンプーを始めた最初、髪がバシバシになり櫛通しは悪い。
これでいいの? と悩みまくりました。

そんな時のお助けグッズの1つがクエン酸リンス。

“石鹸シャンプーにはクエン酸リンス” とよく紹介されてますよね。
ですが、石鹸シャンプーを始めようって人にはわからないことが多いのも事実。

クエン酸リンスって、何なの? ってなりませんか?
どこで買うのかとか、使い方もわからないし、困った記憶があります。

なので、ここでは。。。

石鹸シャンプーを始める人、
石鹸シャンプーを始めて間もない人、
に向け、クエン酸リンスに関するいろんな疑問や、作り方、など。
自分が石鹸シャンプーを始めた頃の体験談を書いていきますね。

使ってる石鹸↓


リンスは↓が好き
keinz 秘密のすすぎ水/カレンデュラ
keinz
石鹸シャンプー専用 ハーブリンス。エジプト産カレンデュラを漬け込んでエキスを抽出して作りました。完全無添加 化学薬品不使用 約110回分 敏感肌用 ゼリータイプ

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石鹸シャンプーに【クエン酸リンス】の理由

クエン酸リンスとは、クエン酸を水や湯に溶かして使うリンスのこと。

1 アルカリに傾いた髪の毛を、弱酸性に戻してくれます。
石鹸は、弱アルカリ。クエン酸は、酸性なので。。。クエン酸によって、石鹸のアルカリが中和されて、髪の元々の弱酸性に戻る、というわけです。

2 石鹸カスを取る
石鹸シャンプーに髪が慣れるまで(合成シャンプーからの残り物が取れるまで)は、べたつきがすごいです。(髪を触ると手がネタつくような)それが、クエン酸リンスをすると随分ましになります。

3 次回石鹸シャンプーをする時、泡立ちやすい

合成シャンプーから石鹸シャンプーに切り替えるなら、髪の痛みが減ってクエン酸リンスなしでも大丈夫になる日まで、クエン酸リンスはした方が髪のべたつきが少ないので、必須だと思ってます。

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髪への効果は?

クエン酸リンスの効果は、ふつうのリンスと同じ。

シャンプー後、髪が手に引っかかる感じがしたり、ゴワゴワに感じたりする時、きしみに効きます。クエン酸リンスをすることによって。。。

髪の指通りも良くなるし、髪の表面がつるつるした手触りに変わります。

また、キューティクルをキュッと早く絞めてくれるので良い、とも言われます。

肌荒れは

私は、敏感肌よりの乾燥ぎみの肌ですが、手作りのクエン酸リンスと、おすすめに書いたクエン酸リンス1種類を買って使った限りでは、1度も肌荒れしたことはありません。

原液そのままでなく、薄めて使うので、肌荒れは大丈夫だと思うのですが、気になる場合は、少し薄めから始めると良いかもしれません。

販売されてるクエン酸リンスは、エタノール、キサンタンガムが入ってるものが多いようです。
敏感肌にはなるべく成分は少ない方が望ましい気がします。(手作りだとクエン酸と水だけで作るので)

私が買って使ってみて、肌荒れしなかったのは、ケインズのクエン酸リンス(秘密のすすぎ水)。ケインズさんは、全部の商品にこだわりがあっるので好きなのです。

秘密のすすぎ水は、クエン酸・漬け込み用のハーブ・グリセリンのみで作られてます。
使っているその原材料にもこだわっていて、クエン酸は中国製不使用、グリセリンは国産、と注意書きがラベルにも印刷があります。

敏感肌用で、カモミールとカレンデュラなどの種類があります。オススメです。

keinz 秘密のすすぎ水/カモミールジャーマン
keinz
石鹸シャンプー専用 ハーブリンス。エジプト産カモミールジャーマンを漬け込んでエキスを抽出して作りました。完全無添加 化学薬品不使用 約110回分 敏感肌用 ゼリータイプ

【クエン酸】って何

で、クエン酸リンスのクエン酸って一体何? と思いません?
(私はクエン酸って知らなかった。。)

クエン酸とは

クエン酸(クエンさん、枸櫞酸、citric acid)は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用される。
枸櫞とは漢名でマルブシュカン(シトロン)を指す。

レモンをはじめ柑橘類に多く含まれていることからこの名がついた。柑橘類の酸味の原因はクエン酸の味に因るものが多い。また、梅干しにも多量に含まれている。

Wikipedia

つまり、クエン酸が多く含まれているものは、

酸っぱい柑橘類、レモン、グレープフルーツ、ダイダイ、ライムなど。
梅干し

と書いてあります。

手作りできる?それとも買える?【クエン酸リンス】

クエン酸リンスは、手作りできます。
しかも家にある材料だけで、とっても安く、簡単に。

しかーし、それも面倒だって方は、買えます。
選べば、香りがするクエン酸リンスもありますよ。

ただ、せっかくの石鹸シャンプーとクエン酸リンスなので、できれば添加物の無いものを選んでね。

↓使ってたのは先にも紹介したケインズさんの秘密のすすぎ水。意外に結構長持ちします。
ハーブの香りがふんわり、とろみ分はグリセリン。自然なしっとり感もあって使いやすいです。

keinz 秘密のすすぎ水/カレンデュラ
keinz
石鹸シャンプー専用 ハーブリンス。エジプト産カレンデュラを漬け込んでエキスを抽出して作りました。完全無添加 化学薬品不使用 約110回分 敏感肌用 ゼリータイプ


他にもあります↓石鹸シャンプー専用
成分は水、エタノール、グリセリン、クエン酸、キサンタンガム、ホホバ種子油、香料、クエン酸Na

レモン汁を薄めてかけるだけでもOK

作り方、といってもとっても簡単です。
先に説明しましたクエン酸と、水を混ぜるだけ、でリンスとして使えるんです。

クエン酸は、レモン・グレープフルーツ・橙・ライムなどの柑橘系、梅干し、などの食べ物、にたくさん含まれるので。。。。

これら柑橘類の果汁を絞って(または瓶入りのレモン果汁など)、水に溶かすだけ、です。
(クエン酸の多い梅干しは水に溶けにくいし頭につけにくいから残念)

量は目分量で大丈夫、ですが、目安は洗面器1杯にレモン汁なら大さじ1杯ぐらいかな?
ただ、この方法だと、その度に作らないといけないので、面倒。

私のおすすめは、果汁ではなくクエン酸そのものを使った作り方です。(下に続く)

↓私がいつも買うレモン果汁(紅茶やドレッシングなど食用に)
臭みがなくて濃くて美味しい

作り方は簡単【クエン酸リンス】 

材料

おすすめは2つあります。

その1

大抵の家に置いてあるお酢を使います。
食べるわけではないので、どんなお酢でも良いですよ。(米酢・醸造酢どれでも)

ただし、酢は匂いがするので。。。

気になる人は、りんご酢がおすすめです。(別名アップルビネガー、瓶もオシャレなのが多くて気分もおしゃれになるのが良いです)


その2

粉末で販売されているクエン酸を使います。安いし、においもしません。多分お酢より安いです。
できれば、口に入っても安心な、食品添加物用のもの。(そんなに値段が違わないので)


分量と作り方

300mlから、500mlの水に、大さじ1杯から3杯ぐらいのクエン酸を入れます。
混ぜます。

これで終わり。

ガラス瓶に入れて、風呂で薄めて使います。

保存はガラス瓶、スプレー容器など

洗面器でピシャピシャ髪につけるのがちょっとなーって感じる人は、リンスをスプレー容器に保存して、リンスをスプレーし、その後水で髪を洗い流す、という使い方もあるようです。

私はというと、ガラス瓶で保存してました。逆にスプレーの目が詰まったら面倒に思えて。。手作りク
プラスチック容器でも良いのですが、酸性なので、プラスチックよりガラス瓶の方がいいかなーと。
(そんなに気にするほど強い酸性でもないですが)

ただし。。。ガラス瓶は買ってません。お洒落な瓶のアップルビネガーを買って食べた後、空き瓶利用です。笑 

500ml 瓶がオシャレ〜 細身で持ちやすい、ただし香料・安定剤が入ってます



500ml 大好きなコトーナンテ 原料はすりつぶしリンゴ果汁のみ! 低温殺菌もしてないので酵母が生きてる無添加。リンスに使うのはもったいないので、味わってからね
(Côteaux Nantais)有機アップルサイダービネガー(500ml)
Côteaux Nantais
1943年創業・フランスの老舗オーガニック果樹園Côteaux Nantais(コトーナンテ)が贈る、保存料、着色料、砂糖を一切添加していない有機りんご酢

使い方 【手作りクエン酸リンス】は薄めて使う

上の方法で手作りしたクエン酸リンスの使い方は、トリートメントのように、原液を塗るような使い方ではありません。

水で薄めて使う


1 洗面器1杯に、小さじ1、2杯から、大さじ1杯程度を入れ、かき混ぜます。
2 それに、髪をひたすか、ピシャピシャとかけます。
3 その後、水でゆすぐ。

ゆすぐ? ゆすがない?

クエン酸リンス、初めて使う時は、洗い流さないのかな、と悩む方も結構いるようです。
リンス効果を感じにくいからかもしれません。

ですが。。。
クエン酸リンスは洗い流す、方が良いです。。

理由は、クエン酸リンスは酸性なので、そのまま髪につけておかないで、ゆすぎで流します。

トリートメントはする?しない?

トリートメントはしません。
市販のトリートメントは、市販のシャンプーやリンスと同じく、合成ポリマー(シリコンなど)が含まれていることが多いので。。。

あのしっとり感が、髪の毛がほんとにしっとりしてるからでない、というのは嬉しくないから。

ゴワゴワぱさつきが気になるなら、オイルがおすすめ

どうしても、髪のゴワゴワやパサツキ、きしみが気になる場合があるときは。。。

お風呂を上がって、髪の毛をよく拭いた後に、良質の自然に作られたオイルを塗るのも良いかなと思います。

コツは、少量を毛のばさつく部分のみに塗ること。
たくさん塗ると、石鹸シャンプーの時にべたついて、泡が出にくく洗いにくくなります。

髪の毛には椿油

髪につける、といえば椿油。

よく見かける大手メーカーの椿油は、中国産の材料(椿)を日本で生成してるものがあります。(表示は原産国日本とかなってるのでわかりにくい。。。)

↓は長崎県五島列島の北部、新上五島で採れた椿の種だけを使用



Amazonのレビューもダントツに良いですね(しかもウソっぽくない)
色んな椿油を使ってきた人の感想が似てるのが、”匂いのなさ” と “サラッとしてる” です。

新上五島町に自生する「やぶ椿」の実から採れた100%精製椿油で、色素及び香料を一切使用していない天然由来の椿油です。
使用方法は髪に付けるだけでなく、手、顔、ひじなど全身オイルとしてもご使用頂けます。
皆様に愛されておかげさまで弊社売上NO.1商品です。

新上五島町振興公社のHPより

ホホバオイルは、使い心地 さっぱり

↓ケインズさんのオーガニックホホバオイル。良質でサッパリめなのが良いです

クエン酸リンス無しでも大丈夫になるまで

髪の傷み方によっては、クエン酸リンスの効果を感じにくいかもしれません。

というのも。。。
市販のシャンプーやリンスは、髪をコーティングするために合成ポリマー(シリコンなど)が含まれていることが多いんですね。(今思うとそれらはぬるぬるした感触なんですが)

で、それらに慣れていると、クエン酸リンスはキシキシして、効果がないように感じる、という。。。

1ヶ月かかったけど

髪の痛みがだんだんとなくなってくると。。。石鹸シャンプー後にパサついてるかなと思っても、クエン酸リンスすると、つるっつるの手触りになります。
こうなるまで、私(ヘアカラーもしていない、オイルもトリートメントもあまりしない人)の場合、市販のシャンプーをやめてから約1ヶ月かかりました。

そして、もっと髪の痛みがなくなって健康になってくると。。。

クエン酸リンスすら、いらなくなりました。今は石鹸シャンプーだけ。リンスもトリートメントもしていません。それでも、パサパサしてないし、櫛とおりも良いですよ。
ただそのためには、良質の石鹸を選んで使うことも実は大事ですが。。。
(*良い石鹸=値段の高い石鹸ではありませんから安心してくださいね!)

石鹸の選び方については、また別記事で書きますね。

アレッポの石鹸でシャンプーしてます

今はずーっと、アレッポの石鹸で石鹸シャンプーしてます。(リンス無しです)
アレッポ石鹸は販売してる会社がいくつかありますが、いろいろ使ってみておすすめは。。。

“アレッポの石鹸職人から”さんの石鹸。(ややこしいけど、ブランド名が”アレッポの石鹸職人から” 笑)
使い比べてみて、使い心地が1番良かったです。

エキストラとノーマルの違いは、ローレルオイルが多いのがエキストラ。よく見ると20g大きさが違うのだ
↓ローレルオイル40のエキストラ

オリーブとローレルの石鹸 エキストラ 2個 【アレッポの石鹸 職人 からの贈り物】 [並行輸入品]
アレッポの石鹸職人から\CROSS ROAD
ローレルオイル Laurel oil 40%・オリーブオイル olive oil 60%・重量:180gX2

↓しローレルオイル10のノーマル