正しい冬の入浴法、というのをTVでやってました。
お風呂に入る時は、少し工夫するだけで、肌にも健康にもいい風呂の入り方があるらしい。
簡単にできそうです。
入浴の効果あげる、正しい入浴法についてまとめてみました。
1番風呂は肌に良くない理由
1番風呂は、水がきれいで気分も良いです。
が、肌には良くありません。
1番風呂が肌に良くない理由は、残留塩素が多いこと。
塩素が肌を刺激し、肌のバリアーである皮脂を剥がし、水分が蒸発するから。
肌の水分蒸発は、お肌のうるおいの敵!
1番風呂じゃなく、誰かが風呂に入った後だと。。。
グルタミン酸が湯に溶けたりして、塩素が減っています。
グルタミン酸は、うまみ調味料のことですが、入浴剤の成分にも良く使われてるそうです。
風呂の塩素を除去する方法
風呂の湯の塩素を除去する方法。番組では、
- 入浴剤を入れる
- 柚子など、柑橘類を入れる
と紹介していました。
つまり。。
- 入浴剤は、グルサミン酸など、塩素を中和すものが入っている。
- 柚子など、柑橘類を入れるのは、ビタミンCで塩素を中和できるから。(柚子をたくさん入れた柚子風呂は香りも良くて癒し効果もあるからオススメ)
ということは、風呂の湯から塩素を抜くだけなら、
- グルタミン酸を入れる
- ビタミンCを入れる
でも同じ効果があるってことですね。
グルタミン酸なら、小さじ1杯でおよそ9割の塩素が減るそうです。
ビタミンCなら、1g。小さじ1杯も使いません。
ビタミンCを買うと1gスプーンをもらえたので、我が家ではその1gスプーンを使ってます。
塩素を抜く方法や、使うグッズについては、風呂とシャワー、塩素の臭い匂いを除去するために選んだ方法の でまとめて書きました。
風呂の温度設定は、40度が健康に良い理由
40度のお湯に10分、がオススメの温度。
血管を健康に保つ、血管内の血栓を溶かす成分(t-PA)が増えるんですって。
t-PAは、脳梗塞の治療に使われる薬でもありますが、血管の中にもともとある物質。
でも年齢と共に減っていくそうです。
40度で10分は長いので、40度のお湯に5分温まって出る、を2回に分けて入るのでもいいそう。
額からうっすらと汗が出る(体内温度が1度上がる)ぐらい、温まるのが良いそう。
健康な人の風呂の温度設定、少し高めでHSPを増やす
健康な人のみ、健康な人限定の、風呂の温度は少し高めでも良いようでした。
HSP、ヒートショックプロテインを増加させる(体に負荷をかけて、HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす入浴法)です。
ヒートショックプロテイン(HSP)とは
ヒートショックプロテインとは。。。
傷ついたタンパク質を正常な形にする、タンパク質の一種です。
体温が、平熱から1度から2度プラスになると、増加するので、免疫力アップも期待できるとか。
入浴の温度と時間は、
- 41度で15分
- 42度で10分
が目安です。半身浴でなく、肩までつかりましょう。
HSP(ヒートショックプロテイン)は、入浴の二日後に増加するそうです。
風呂に入る時に気をつける注意点
- 脱衣所を温める
- 風呂に入る前にコップ1杯の水を飲む
- 浴室を暖めてから入る
- かけ湯してから入る
- 30分以内の食事はしない
寒い冬、風呂に入る時と、風呂を出た後も、ヒートショックを起こさないようにすることも大事。
暑さと寒さを繰り返すと、血圧が上下するので、良くないです。
30分以内に食事をしない方が良い理由
入浴直後は手足など、末端に血液が行きます。胃に血液が届かず、食べ物の消化吸収が悪くなるから、です。
冬の正しい・オススメの入浴法、まとめ
- 風呂を沸かす前に、塩素を抜く
- 風呂を沸かす時に、フタをしない
- 40度のお湯に10分(健康な人は、41度15分か、42度10分でも良い)
1.風呂を沸かす前に塩素を抜く
塩素を抜く方法は、
の記事に詳しいので、よろしければそちらもどうぞ
2.風呂を沸かす時にフタをしない
湯をためる時に、フタをしないこと。
そうすれば、浴室内が、湯気がたちこめて、モクモクになります。
また、浴室内の温度があがるので、ヒートショックを防げる。
体もポカポカに温まりやすいので、オススメです。
我が家では、冬は絶対にフタせずにお湯を貯めます。
湯気があるのと無いのとでは、体の温まり方が全然違いますから!
でも、塩素を抜いておかないと、浴室内が塩素臭すぎ。
臭いので、塩素は抜いておきましょう。
3、40度のお湯に10分の入浴
これは、健康な人はもう少し高い温度でも良いようですが、誰にでオススメの温度と時間は、40度10分、です。